山田志保さん/シドニーでお寿司を握る、女性寿司職人
~120%の想いを1皿へ~

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1皿に120%の想いを全力投球!

 

仕事をする上で最も大切にされていることは何でしょうか

全てのオーダーにおいて自分のベストを尽くすことです。
料理をする人間として当たり前のことですが 自分の納得のいかないものはお客様にお出ししたくありません。
品質はもちろんのこと 盛り付けから 最適な温度、皿、香り、全てにおいて絶対に妥協はしませんし、そうしないように常に心がけています。
いくら味が良くても見た目が美しくなければ その魅力は半減します。
“目で見て食べる” 日本食の美しさを私の出来る最大限の力で伝えたいのです。
寿司においても美しく有るべきと思っていますし、逆に 美しくなければ それは完全な“寿司” ではありません。
職人としてまだまだ半人前ですが、更なる成長を目指しながら今の自分ができる120%を1皿1皿に表現することです。
なぜかと言うと、私の名前が『志を保つ』と書いて“志保” と読みます。
両親が私にくれた最初のプレゼントに恥じる生き方はしたくないからです。

対人関係に置いては、良い意味で我慢をしないことです。
一般的に日本人はとてもシャイで、褒めたり 自分の意見を言いたがらないことが多いですよね。
私も日本人ですが、感じた事や想いは相手に伝えるようにしています。
自分は こう思う、ああ思う。
これは好きだけど、これは嫌い。
これには共感できるけど、これにはできない。
私はこう思うけど、あなたの意見も知りたい。アドバイスが欲しい…等々。
素晴らしいシェフや技術に出会えたら素直にそう伝えるようにしています。
それもこれも、周りが私を寿司シェフだと認めてくれているから、そういったディスカッションが成り立っています。
過去には女性だから、若いから、と話も聞いてくれず、腕の良し悪しを見てすらもらえないこともありましたから。
今、周りにいるシェフ達、マネージャー達には本当に本当に感謝しています。

これから海外で挑戦してみようと思っている方へ何かお言葉をいただけますでしょうか

一言で言い切れないくらい、オーストラリア シドニーは素敵な場所です。
私はシドニーが大好きです!
自然と都会が共存し、人間らしくいられる場所ではないかと思います。
そして多民族国家ゆえに選択肢が無限大です。
変な話、全く英語が話せなくても大概の国籍はその母国の人達のコミュニティが無数にあるので、その中にいれば全く問題はありません。
が、しかし それでは国際人としては成長できないと思っています。
逆に 外に飛び込んでいけるチャンスや環境は数え切れない程あります。
要するに全て自分の責任で、ハッピーになるかハッピーになれないかも全てが自分次第。
これは地球のどこでも共通して言える事ですかね。笑
良くも悪くも因果応報を地でいく場所だと認識しています。
だからこそ、本当に信念を持って努力をし、チャレンジし続けている人は絶対に報われています。
実際に私の周りでもそうです。
余談ですが 食べ物もオーガニックが重要視されていて野菜やフルーツがビックリするほど安く売られています。
しかも美味しい!
農業大国のうちの一つですから、大規模農業や関連事業に興味のある方には最高だと思います。

そして一つ確実に言えることは“後悔先に立たず” です。
やらない後悔より、やってしまった後悔の方がずっと気持ちが楽だと思います。
まずは勇気を出して行動してみてください。
オーストラリアは日本人にとって住みやすい国の一つと言われていますから、私のような海外ビギナーにはもってこいですよ。笑


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